書き初めに代えて
今年はどんなことしようかなあ、なんて考えてみる訳です。
毎年守られたためしがないが、やっぱり新年の誓い、みたいなものを考えてしまう訳で。嫁さんとの結婚から怒濤の4年間が過ぎて、やっと解放された気がするので、やってみたい事は山の様にある。山の様にあるだけに、本来なら男性が(特に仕事の面で)成長期に当たる30前半を逃した焦りは大きい。
アミューズメントに関わってから色々なクリエイターの方と関わって、あの頃は一応大企業と呼ばれるところに居たので社内に稟議書を回して少しでもそうしたクリエイターの方々の待遇が良くなるように頑張ったのだが、物作りに情熱を燃やす本物のクリエイターに混じって、売名行為大好きで勢力争いが得意、人の手柄は全部自分のものにして自分の失敗は誰かのせいにするえせクリエイターが沢山いて、そうした人たちに結局お金が全部回ってしまい、なんの力にもなれなかったのを思い出す。会社に入社した時に最初に配属になった部署は沢山の部署を束ね、人、金、物、時間を管理する、まあクリエイティブな世界ではプロデューサーに近い人たちが集まった部署だったが、そこにいた人たちの決まり文句は「うちは儲かっちゃいけない部署なんだ」と言う事。勿論給料は払われないと困るのだが、今考えてみれば月に200時間を越える残業をしていながら残業代って付いた事なかったし、自分たちの部署で利益が上がっても困ってる部署があるとみんなあげちゃって、結局全然儲からない部署だった。反対に世の中物も作ってないしアイデアも出さないし資料も作らないのに座ったままでお金儲けてる人があんまりにも沢山居て、これじゃあクリエイターにお金回んないよ、と思ったのは事実。だってクリエイターの方々は殆どの方がフリーで筆を折ったからって退職金が出る訳で無し、厚生年金が出る訳で無し。クレジットカードだって作れない。日本は才能に投資するって考え方は殆ど皆無で担保があるか貸すお金と同額のお金があるところにしかお金を出さないシステムになっており、それはバブル後でも全然変わっていない。
と言う訳でやっぱり今年の目標もクリエイターの応援かなあ、となってしまう。勿論個人が出来る事には限界があるけれど、何とかしてクリエイターを保護しないと、日本のアドバンテージなんて後数年で無くなってしまう。例えば韓国。ハリウッドで修業して技術を磨いたスタッフが次々に帰国してきていて、韓国の映画のレベルは着実に上がってきてるのに対して、日本はその点は全然。アニメも中国や韓国に外注する例がおおいからこれもノウハウを持っていかれるのは時間の問題だ。そうならない様にせめて一石を投じたいと思う。
Posted: 土
- 1月 1, 2005 at 01:33 午前