天門『かけらふぁんでぃすく』First Impression


昨年末 12/28 に株式会社イオ殿から発売になりました『かけらふぁんでぃすく』、ミニストーリーやイラスト集、設定資料集等々盛りだくさんのお得な商品ですが、先ずは本サイトイチ押しの Music Creator 天門さんが手がけた Soundtrack の First Impression から行きたいと思います。

『かけらふぁんでぃすく』全体のレビューは後日に譲るとして、今回は天門さんが担当した Soundtrack の First Impression からお送りしたい。
先ず全体から受けるイメージであるが、『水の欠片』の Vocal Version, Piano Version、『てんしのかけら 〜 the lost article memory 〜』(主題歌)、『てんしのかけら』 Piano Version 等メインテーマ的な曲目を除くとゲームの BGM であることを強く意識しているのか、どちらかと言えば控えめの、ゲームの進行を良い意味でサポートするサウンドに仕上がっている。
天門さんいわく、やはり久石譲氏を強く意識して作曲したと語る『みずのかけら』の各曲は比較的 Pop なサウンドの曲が多いが、その中で『葉月のテーマ』が群を抜いてその響きの存在感を主張する曲。また『静』や『陰』も何となく雅楽的な響きが印象深い。どの曲も久石譲氏を意識しながらも完全にその音楽を自分のものとしている。
『てんしのかけら』も BGM と言う性格からか控えめな曲が多いが、『みずのかけら』よりも楽しんで作曲している感じがするのがいい。特に『止まっている場所』は静かにまどろむサウンドの中に淡々としたメロディーが流れる不思議な雰囲気の曲。また"さな"と言うキャラクター向けに作曲した『さなのテーマ』と『哀しみ』の二曲はキャラクターへの思い入れが有るのか天門さん独特の美しいメロディーと哀愁が漂う素晴らしい出来栄えである。また『ENDING』も繊細なピアノのタッチがいいなあと改めて思う曲である。
勿論それぞれのテーマ曲、そしてそのピアノバージョンも柔らかなタッチと美しいメロディーが光る本当に素晴らしい出来栄えで、この音楽集を聞いただけでファンディスクに払った代金の元を取った気分になれる。天門ファンならずとも是非聴いて頂きたい一枚である。

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Posted: 月 - 1月 5, 2004 at 05:53 午後