『ファフナー』と『エヴァ』


『ファフナー』を取り上げるに当たり、先に書いておきたいと思います。

先日『蒼穹のファフナー』のレビュー開始を宣言した訳だが、この作品を観て「なんだ、『エヴァ』の焼き直しじゃないか」と思われる向きも多いと思う。
主催者はこの作品をまだ3話までしか見ていないので断定は出来ないが、『エヴァ』の影響があるのは間違いはない。子供しか操縦できない機体、機体との相性や感応の度合いでパイロットの適性が決まると言う設定等々、設定を丸ごと持ってきたんじゃないかと思われる方も多いだろう。個人的にはこの『蒼穹のファフナー』はXEBEXのスタッフが「自分たちが『エヴァ』を創るならこうなる」と言う挑戦だと思っている。これも個人的な見解だが、『エヴァ』は後半で破綻してしまったと思っている。主人公のケンジの精神面を描く事に専念したと考えたとしても、演出的に共感できないし、ああ言う描き方をするならアニメである必要は無かったかも知れない。それでも『エヴァ』はアニメ界に燦然と輝く金字塔であり、それに挑戦する事自体は悪い事ではないと思っている。かつてブラームスの交響曲第1番第4楽章の有名なメロディーをマーラーが「俺ならこう使う」と公然と自分の交響曲の中で使った例があるが、『ファフナー』も同じような挑戦なのかも知れない
ただし、『ファフナー』のレビューに当たっては、敢えて『エヴァ』との比較をせず、独立した作品としてレビューするつもりでいる。多分スタッフの面々は『エヴァ』とは違う答を出そうとしてこの作品を作る事にしたのだと思う。そう思いながらレビューさせて頂きたいと思っている。

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Posted: 土 - 10月 30, 2004 at 09:49 午後