新海誠監督作品『彼女と彼女の猫』
モノクロの画像が渋いです。こうやってみると『雲の向こう、約束の場所』でのレベルアップがはっきり判りますね。
本作品は新海監督が1999年に制作した自主制作作品で、以前は単独で発売されていた作品だが、『ほしのこえ』の
DVD
に特典映像として収録された事で発売が終了してしまっている。単独で発売されていた時にはサウンドトラックとして天門氏の音楽が収録されていたらしく、その点はとても残念に思っている。出来れば『雲の向こう、約束の場所』のサウンドトラックを出す際におまけで『彼女と彼女の猫』の音楽も付けてもらえると嬉しいのだが。
さて『ほしのこえ』の正式版を購入して初めてこの作品のフルバージョンを目にしたのだが、作品自体は猫が一人称で淡々と飼い主の”彼女”との世界を語ると言う内容で、映像的には粗削りな面もあるが、モノクロの映像である事でその粗削りな感じが逆に好印象を与える。また、心理描写面でも『ほしのこえ』につらなる繊細な、と言うか、”彼女”自身の感情の動きが”彼女”自身の言葉ではなく猫の言葉で語られる事で、視聴者が色々と想像出来る内容になっているのが良いと思う。新海監督自身、この作品の構想が公私共に大変だった時のものだと
DVD
の解説に載せているが、運営者の感じでは嫁さんと別れていた時(嫁さんとは高校時代からの付き合いで、結婚したのが32の時。その間には色々あったのである(^^;)の事が思い出されて何となく身を切るような思いにさせられてしまった。
少々残念なのが、猫の語りが若干聞き取りづらい事だ。これは『ほしのこえ』でも共通するのだが、台詞の音量が小さく、若干早口な事が原因と思われるが、この点は『雲の向こう、約束の場所』のパイロット映像では改善されているので特に心配する程の事はないと思う。(『雲の向こう、約束の場所』のパイロット映像は殆ど毎日のように見ている。台詞も段違いに聞きやすくなっているし、尺のとり方も格段に向上している)個人的にこういう心理描写が中心の作品はとても好きなので、出来ればこの作品のような小品も今後の視野に入れて欲しいと思っているのだが、我が侭だろうか。
Amazon.co.jp
からの DVD
のご購入は下記 Link
からどうぞ
!!
(『彼女と彼女の猫』は
DVD
『ほしのこえ』の特典映像として収録されています)
DVD『ほしのこえ
〜 The voice of a dsitant star 〜』
上記の DVD INDEX 画像は
Amazon.co.jp
アソシエイトプログラムの許諾の下に掲載しています。
Posted: 土
- 8月 9, 2003 at 10:27 午後