『エリア88』第3話


「だけど中々難しい注文だな、あんたの依頼は。その上被写体としても面白いと来た」

風間真が何故エリア88に居るのか、この第3話の時点では明らかにされていない。原作を読んだ方、作品を全て既に観ている方はご存知だと思うが、念のために一応伏せておく事にする。今回明らかになるのは新庄のスポンサーだ。『エリア88』第3話『蒼空のファインダーのレビューをお送りする」

「だけど中々難しい注文だな、あんたの依頼は。その上被写体としても面白いと来た」

第1話から新庄に個人的なスポンサーがいる事が明らかだったし、その人間が欲しがっている写真がどんな写真かも容易に想像できたが、エリア88と言う特殊な環境下でカレンダーに契約期間が終わるまでの日にちを数える様にカレンダーに印を付けている風間の部屋を見た新庄は呟く。新庄が受け取っていた手付金はとうに尽きている。スポンサーに軍資金を要求をする長距離電話を盗み聞いたマッコイが風間に情報提供を(勿論料金を要求した上でだ。いい根性をしている)申し出るが風間はそれを断り、新庄を乞われるままに複座のファントムの後部座席に乗せた上でアクロバティックな飛行で新庄の口を割らせようとする。

「オレはあんたの過去には興味はない、エリア88に興味がある」

新庄もプロだ。流石に口が堅い。実は今回風間が冒頭で撃墜した輸送機に敵の軍資金(ゴールド)が載っていると言う噂が流れるのだが、実際に乗っていたのは敵軍の参謀J.C.ゴールド、しかも暗号化された重要書類を持っていた。撃墜され、暖をとる為にエリアのメンバーの一人であるグレッグが重要書類を燃やしてしまったと聞いたサキの書類が入手出来ていれば内戦の早期終結が出来た可能性を示唆する言葉に風間は複雑な心境だ。しかし、風間のアクロバティックな飛行と武装無しでのミグとの戦闘ででのびている新庄はそれどころではない。倉庫にもたれるようにひっくり返っている新庄は呟く。

「葬式の時に困らないぐらいは撮ったけど…、あんたの欲しい一枚はまだだぜ、神崎さん」

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Posted: 金 - 2月 24, 2006 at 07:25 午後