『クロノ・クルセイド』第三話


そうですかあファティマの予言できましたかあ…。

三人の牧童の前にマリアが現れ、伝えたと言われる「ファティマの予言」は確かに有名だ。第一次大戦の終結、第二次大戦の勃発が予言され、最後の一つはイエスの再来とも人類の滅亡とも言われていたが、ローマ法王庁によると 1981年に起きたヨハネパウロ二世の暗殺計画 だったとの事だが、それはなかったと言う事で見る事にしよう。『クロノ・クルセイド』第三話レビューをお送りする。
今回のシスター・ロゼットの任務はファティマの予言の最後の一つとマグダラ修道会が判断した神の地上代行者(要は奇跡を起す力を持ったものの登場)である、アズマリア・ヘンドリックの保護だ。アズマリアはある楽団に所属していたが、悪魔崇拝者でリカルド・ヘンドリックによって強引に引き取られた。リカルドの傍らにはいつも悪魔のヘライエ子爵が付き添っている。恐らくはリカルドの成功と共に彼がかかっている死に至る病(結核か何か)を治す事で契約しているらしい。ヘライエはアズマリアの力を取り入れる事でリカルドの病気を治せると説明しているらしい。ロゼットは一度はアズマリアの救出に成功するが、アズマリアを元気づけようと連れ出した湖でヘライエに奪還されてしまう。
神の力と悪魔の力と言うのはかつてのキリスト教では明確に切り離されていた。正確にはキリスト教の神ヤハウェ(エホバ)に連なるものに対してそれ以外の神を一切合切悪魔にした嫌いがある。(例えばエジプトの神は皆悪魔にされている。但しキリスト教の基盤がヨーロッパだった事もヨーロッパの土着の神様は天使の列に加えられたものが多い)その神の力を悪魔が利用すると言う発想は最近のもので、敬虔なキリスト教の方には抵抗が有るかも知れないが、要は森羅万象こそ神であり、それがどんな風に現れるかによるのだと言う発想だと思う。
現在は悪魔になってしまっているロゼットの弟、ヨシュアも神の地上代行者だったらしい。登場する地上代行者は全部で7人、他にも5人登場する事になるのでその取り合いが大きなストーリーになるのかも知れない。次回はアズマリア奪還に向かったロゼットによってクロノの封印が初めてとかれる。クロノの力がどんなものか見物。

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Posted: 水 - 12月 10, 2003 at 05:11 午後