小山田いく『星のローカス』第二巻


運営者にとってやっぱ原点なんですよね、この作品が

7月14日から2ヶ月も時間が空いてしまったが、小山田先生の『星のローカス』第二巻のレビューをお送りする。
今読み直してみても現在に通用するテイストを持っている事が解る。主人公二木聡の周りにはギリシャ神話になぞらえながら次々にタイプの違う美少女が現れる辺り、今の多くの作品と共通する要素を持っている。しかし、現在の作品と違うのはそれぞれの少女が現れるタイミングがずれている為に良くあるハーレム状態とはならない。それぞれの少女がそれぞれの悩みや苦しみを抱え、主人公二木聡との関わりの中で何かを拾い上げていく。そして主人公は悪友であり、実は幼なじみであった永尾友幸の助けもあって、最後はヒロインの志保里の元へと帰っていく。その度に聡は成長への階段を一歩一歩上っていくのが解る。この巻の最後に友幸と協力して父親にイラストを描く事を認めさせる。
ただ単にかわいい女の子がたくさん出てくるだけの作品ではない。一人一人の少女が登場する意味があり、その関わりが明らかに主人公の成長に関わっていく。単にかわいい女の子が出てくるだけだけの作品に飽きている方は是非ご一読戴きたい。

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Posted: 水 - 9月 10, 2003 at 11:08 午後