ともち『ときめき新婚マニュアル』Part 1


お友達を家に招待するときには奥様にお伺いを立てましょう(^^;。

先日のレビューでも書いた通り、主宰者には正に「新婚時代」と呼べる時期が無かったので、こういうシチュエーションは憧れはするものの実際には全くやった事が無い。なのでこのともち先生の『ときめき新婚マニュアル』と言うのはある所で主宰者の憧れる世界ではあるのだが、まあ結婚してから4年も経っているので今更出来るわけでも無いので諦めてしまっている。ともち先生の『ときめき新婚マニュアル』Part 1『Welcome』のレビューをお送りする。因にこの『ときめき新婚マニュアル』は『3年目のさよなら』『今夜も愛して』 の続編という形で描かれている。
ある日ヒロインの旦那様は自分の友人(独身)を会社帰りに家に招待する。勿論この友人は新婚さんの邪魔をするのは失礼と思っているらしく遠慮しようとするのだが、旦那様の方は嫁さんであるヒロインを自慢したいらしく、半ば強引に家までこの友人を引っ張ってくる。このレビューを読んでおられる方が妻帯者、もしくは旦那様のいらっしゃる方なら分かると思うのだが、旦那様がなんの前触れも無くお客様を連れてくる、と言うのは奥様からすると結構大変な事になる。面白い事にこういうときに限って「今晩のご飯は昨日の残り物でいいや」とか「冷蔵庫の中には大したものないけど有り合わせでなんとかなりそう」とか思っているときに限って連れて来るものである。主宰者の亡父はお酒の席が大好きで、よく友人を家に呼んでいたが、連れて行くと決めたときに電話すればいいものを最寄りのバス停(家から歩いて5分ほどの所)からいきなり電話で「これから3人連れて行くから」とか知らせてくるものだから亡母はその度に大変な思いをしていたのを思い出す。この作品ではそれなりのハプニングが起こるものの(旦那様一人だと思って風呂上がりの格好のまま出迎えたり、慌ててお酒のつまみを準備しようとして台所用品をひっくり返したり(^^;)、特に怒りもせず、お互い旦那様は自分の友人を奥様が歓待してくれた事を、奥様は自分を友人に紹介してくれた事を喜んでいてめでたしめでたしなのだが、やはり「友達を連れてくる時は電話してね」と注意が入ってお開きとなる。
ところでここで友人役として登場する赤羽氏なる人物、実はともち先生の後の作品でもあまり女性にもてない役として登場する所が面白い。もしかしたらともち先生自身思い入れのあるキャラクターなのかもしれない。主人公たちの家から一人の自宅に帰ってカップラーメンをすする姿はなかなかに笑える中にも何となく哀愁が漂う不思議な笑いを誘う所が独特の読後感を残して印象に残る。

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Copyrigt(C) TOMOCHI, 1995, ISBN4-7962-4316

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上記のイメージ画はともち先生のご好意で掲載しております。ともち先生に深く感謝いたします。

Posted: 金 - 2月 4, 2005 at 02:19 午前