二宮ひかる『最低!』第3話
「あたしの気が変わんないうちに!!早くっ!!」
幹子、白石、ななこの三兎を追うと決め、見事(?)白石を落とした武内だったが、いい事があった後には悪い事が続いたりするものだ。二宮ひかる先生の『最低!』第3話のレビューをお送りする。
白石さんとの情事、その余韻をぶち壊したのは出社してエレベーターに乗った二人と偶然はちあわせた幹子だった。武内は白石に気を使って(?)走り去る幹子を追いかけないよう努力するのだがそれを見透かした白石の「追いかけなさい。命令よ!」と言う言葉に「ラジャー」と言う一言を残して幹子を追いかけるのだが取りつく島が無いとは正にこの事だ。そんな武内に助け船を出したのは意外にも白石だった。課長と武内の両方と関係した白石をなじる幹子に白石は「『正義』や『倫理』はまず自分で守るもの」と言い、本当は武内の猛烈なアタックに心動かされている幹子に言うのだった。「いいじゃない。言い寄ってくる男に惚れちゃっても」その頃武内はななこと食事をしていた。高校卒業後は進学しないと言うななこに一般論的に進学した方が得、と言う話をした後で「俺も大学出てないし、ななこちゃんも好きにすればいいよ」と言うと、ななこは自分の18歳の誕生日に何処かへ連れていって欲しい、と言うリクエストをするのだ。
しかしこんなところで『よさほい節』が出てきて、それがきっかけで幹子がその気になるとは夢にも思わなかった。勿論白石の助言やななこに先を越されたくない、と言う気持ちもあるのだろうが、これは飽くまで主催者の想像の範疇を越えない。ライバルが現れると急に積極的になると言う話しはよく聞く話だが、グーで殴った後に「やる!」と来るのは完全に予想外だった主催者であった。
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二宮ひかる『最低!』白泉社ジェッツコミックス
上記の画像は白泉社殿の御厚意により掲載できました。ここに深く感謝いたします。
Posted: 火 - 12月
28, 2004 at 12:16 午前