二宮ひかる『ふたりで朝まで』第2話


「やりたいに決まってるだろうが〜!!」

「ついうっかり」と言い訳しつつ(多分)確信犯的に離婚届を提出しなかった真潮は結局慎太郎の仕事場兼アパートに居着いてしまった。勿論頭の固い慎太郎は頭を抱えるばかりである。真潮は言う「いっしょに寝ようよ、べつにえっちしなくてもいいからさ」二宮ひかる先生の『ふたりで朝まで』第2話のレビューをお送りする。
真潮の同衾(男女がいっしょの寝具に寝る事)発言を聞いた慎太郎の叫びが上述のものである。当然である。憎からず思っている。相手の匂いさえも懐かしい相手である。しかし慎太郎は「あたしたち、ちゃんとリコンしようねえ」と言う言葉に拘っている。ベッドは結局真潮に明け渡して自分は PC の前のイスで就寝する。足がむくんだりしないのだろうか(笑)。一方真潮は真潮でいつまでも自分に手を出してこない慎太郎にいらだちを覚えているようだ。曰く「健康な男女が結婚していっしょに住んで、えっちが無いのは何故でしょう?」と飲んだ勢いで愚痴っている。その夜飲み会で遅くなった真潮を心配した慎太郎の小言に真潮は言う「そんなに言うならとっとと離婚すればいいじゃない!」この発言で切れた慎太郎は半ば強引真潮となし崩し的に関係を持つに至るのだ。
今回の真潮の行動や発言を見ても真潮が確信犯的に離婚届を出さなかった事が(状況証拠だが)解るし、うだうだいいながら慎太郎もそれを心のどこかで喜んでいるのが解る。男女の仲というのは難しいとは思うが、この二人は強烈な個性を放ちながらも何かきっかけがあってなし崩しでないと関係が進展しないところに何とも言えない二宮テイストを感じる主宰者である。慎太郎も『最低!!』の武内君程ではないにしろ、もう少し積極的に出てもよさそうな気もするが、皆さんは如何だろうか。

関連記事

『淑女Books』 : http://naive.seesaa.net/article/4291008.html

Previous | Next

Amazon.co.jp からの書籍のご購入は下記 Link からどうぞ !!



二宮ひかる『ふたりで朝まで』 白泉社ジェッツコミックス

上記の画像は白泉社殿の御厚意により掲載できました。ここに深く感謝いたします。

Posted: 月 - 3月 14, 2005 at 01:07 午前