宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』第45話


「お母さんが駄目って言ったから」

今回のエピソードはサイドストーリーか、はたまた本筋に入れるつもりなのか、サイドストーリーだとは思うが本筋なら相当にややこしくなりそうだ。宮野ともちか先生の『ゆびさきミルクティー』第45話のレビューをお送りする。
「女の子らしい立ち居振る舞いが様になってきたなー」と女装姿の由紀に彼はその秘密の一端を披露する。これは水面のコピーなのだと。それも外見だけでなく自分が水面に魅力を感じる気持ちがそうさせるのだと。「わたしを魅力的に感じているって思っていいのかな…?」そう問い掛ける水面に「あたりまえだよ」と応える女装姿の由紀。この辺まではいい感じで来ていたのだが、サッカー部の練習を見に寄り道したのが運の尽き。由紀の姿を目ざとく見つけた亘に強引に言い寄られ、夕食の誘いに乗る事に。その帰り道に由紀自身「もりあげすぎたか…」と思ったのもムリは無い。亘は恋の告白の上にキスまでしくるのだ。
「お母さんが駄目って言ったから」と言う断り文句ははっきり言って逆効果だ。一目散に帰ってきた由紀は自分の心臓の鼓動にどぎまぎする羽目に陥るのだが、飽くまで「ゆびさきミルクティー」は女装(間違っても○モではない)が趣味の男性を挟んだ二人の少女との微妙な関係が面白いのであってここに亘が本格的に絡んでくると微妙な関係どころか複雑怪奇極まりなくなってしまう。「この話はサイドストーリー!」と願って止まない主宰者であった(笑)。

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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』(5) 白泉社ジェッツコミックス

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Posted: 金 - 7月 15, 2005 at 09:18 午前