宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』第1話


「だったら俺はひだりより素敵な花嫁さんになる」(爆)

『ゆびさきミルクティー』の初めの回想シーン(?)を読んだ時には何とも言えない笑いを漏らすしかなかった覚えがある。まあ女性の方が男性よりも精神的な成長は速いし、「お嫁さん」と言うひだりの夢は(最近は絶滅したんじゃないかと思う時もあるが)普通の女の子のものだがやはり突飛な反応と言うのは男の子から出てくるものなのかなあと思ったりした。『ゆびさきミルクティー』第1話のレビューをお送りする。

「だったら俺はひだりより素敵な花嫁さんになる」

と宣言した主人公由紀のウェディングドレス姿の写真が写真館の宣伝用として使われていると言うのは多いに笑えるのだが(本来は姉の未記が受けた仕事だったがデートで忙しい未記がすっぽかしたものが由紀に回ってきたの)、それで由紀が自分の女装をカメラに収める事にはまってしまった、と言うのは何とも笑えないお話である。写真館の主はさぞ肝を潰した事だろう(爆)。(それでも高校生になって由紀のウェディング姿にあこがれるひだりに写真に写っているのが未記ではなく自分である事をひだりに打ち明けるほどの根性はないらしい)由紀を慕って彼の家に勉強に通うひだりは由紀に恐らく様々なモーションをかけるのだと思うのだが、由紀もそれに容易には乗らないように気をつけているらしい。しかしひだりがショートケーキのいちごを自分の胸にみたてて

「『食べさせて下さい』は?」

と言うのは結構ぶっ飛んだ主宰者だった。
この後第1話ではひだりが女装した由紀に出会ったりと伏線を張ってきているのだが、その辺りはおいておくとして、第一巻では由紀の姉の未記が各話の最後で必ず何かしらのギャグを飛ばすのがパターとなっており、それが毎回楽しみで読んでいた覚えがある。ここから由紀とひだり、そして第2話に登場する水面の物語は幕を開ける。

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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』(1)白泉社ジェッツコミックス

上記のイメージ画は白泉社殿の御厚意で掲載する事が出来ました。ここに深く感謝いたします。

Posted: 木 - 8月 25, 2005 at 04:15 午後