冬目景『イエスタディをうたって』第43話
「夏に出るものっていったら アレしかいないじゃん」
真打ち登場、やっと主人公リクオの登場である(笑)。今回のシリーズ第2話でまるで出番がなかった事からもしかして今回のシリーズではリクオの登場はないのではないかと危惧したが杞憂に終わって何よりである(爆)。冬目景先生の『イエスタディをうたって』第43話のレビューをお送りする。
リクオは新しいバイト先で写真の基礎を勉強できる事を喜んでいるようだ。これまで人生の方向性が定まらなかったリクオだが、ここに来てようやく一歩を踏み出したようで喜ばしい限りだ。もっとも自分が人生で何をやりたいかを認識している人と言うのはあまり居ないのでそういう意味ではリクオはその意識をきちんと持っている分立派と言えるかも知れない。そんな日々が続くいつものコンビニバイトの帰り道、いきなりハルが飛びついてくる。「家に出たの!」バイト先で幽霊の話が出ていた事も有り、すわ幽霊かとおもいきや、彼にわたされたのは「ゴキバスター(笑)」なる殺虫剤。
「夏に出るものっていったら アレしかいないじゃん」
倒しても倒して出てくる「敵ながら天晴」な「アレ」に疲れ果てリクオが帰ろうとした所ハルから声がかかる。
「泊っていきなよ」
それが次から次へと現れる「アレ」から自分を守って欲しいと言う意味なのか、それとももっとロマンチックなお誘いなのかは次々現れる「アレ」のお陰で定かではないが、後者だとすれば冬目景先生にしては珍しく唐突な感じがしないでもない。一方榀子への思いが一向に届かない浪の焦りもそれなりに大きくなっているようで、美術学校の少女の件も合わせて気になる所だ。ああハルとリクオ、「アレ」に追い回される一夜の運命や如何に(笑)。
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Posted: 月 - 9月 5, 2005 at 04:59 午後