冬目景『イエスタディをうたって』第48話


走り続けてればきっとうまく…行くのかなあ(^^;。

前回のレビューで「有る意味堂々巡りを繰り返す子がどんな風に未来像を描くのか気になる所だ」と書いた主宰者だったが、今回こうまで榀子の話でエピソードがまわるとは思わなかった(^^;。扉絵に書かれたハルのキャッチ、

「走り続けてればきっとうまくいくさ!!」

と言う言葉とは反対に成長した浪の姿に亡くなった湧の姿を映してしまった榀子が今後どうするのか気になる所だ。冬目景先生の『イエスタディをうたって』第48話のレビューをお送りする。
友人の結婚式にリクオと共に出席した榀子は浪親子の住む家を訪れるのだが、上述の通り成長した浪の姿は榀子を動揺させる。勿論兄弟だから似ているのは当然の事なので、そのこと自体はどうと言う事は無いはずなのだが、榀子は動揺を隠せない。話が外れるようだが、兄弟が幾ら似ていようとも似て非なる存在なのは皆さん十二分にご存知だと思うのだが、堂々巡りを繰り返している榀子にとってはやはり浪の姿を見るのは辛いものがあるだろう。かといって個人的な経験上人間と言うのは極端に違うものを比較する時には似た部分を探し、反対によく似ているものを比較するする時には違う所を探すと言う所があるので、この点では浪は如何ともし難い。浪の手を振り払いリクオのアパートへ足を向けた榀子が次回リクオに何を語るのか刮目して待ちたいと思う。
一方ハルの方は新作のメニュー作りに(味は兎も角)余念が無く、勤い先のママさんをたじろがせているようだが、三人の関係にこれから何がしかの変化が現れるのか、それともゆるゆるとした展開が続くのかが気になる所だが、榀子が湧はもうこの世にいないと言う事を実感として感じてしまった後だけに今後の展開が気になる所だ。

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Posted: 土 - 7月 15, 2006 at 10:02 午後