田中ユタカ『愛しのかな』第1巻
First Impression
『愛人[AI-REN]』や『ミミア姫』に通じるところが有りますね(^^)。
最近仕事が忙しくて書店に行く暇もなく(苦笑)、しかも昨日まで入院までしてしまったので田中ユタカ先生のコミックスが出ているのに買いに行けなかった(^^;。主催者の情報が正しければ白泉社
YA
で連載された『愛人[AI-REN]』以来の本格的な連載作品である。やっとの思いで手に入れたので
First Impression
をお送りしようと思う。
個人的な第一印象は『
愛人[AI-REN]』や『
ミミア姫』と何か共通したテーマを感じるという事で、生きるという事はどういう事か、人類の永遠のテーマである生と死、自分の存在意義の追求のようなものを感じる。作品の内容を簡単に説明すると、とある事情(作中では説明されていない)で神霊スポットとしてご近所で有名なアパートに引っ越してきた青年と、そこに本当に自縛霊の様に存在していたかなと言う名の女性の幽霊の恋物語である。青年は精神的に追い込まれており自殺も考えていたのだが、かなとのやり取りの中で生きる力、と言うかもう一度頑張ってみようと言う心境になって行く姿を描いている。掲載されている(連載は現在も続行中です)雑誌の関係上テイスト的に合わないと言う方もいらっしゃるかも知れないが、一読の有る価値ありの作品である。
主催者自身体を患い、幸いにして現在は何とか完治する方向に向かっているものの、生きる事の意味、生きている事自体が奇跡なのだという事を再認識した主催者にとっては中々読みごたえの有る作品だった。テーマが現在レビュー中の『愛人[AI-REN]』とダブるところも有るため、本格的に取り上げるとしても『愛人[AI-REN]』のレビューが終了してからとなると思うが、田中ユタカ先生独特のすっきりしたストーリーと色々考えさせられる伏線や台詞などが随所にちりばめられており、もし
「俺って一体何で生きてるんだろう」
等と考え込んでしまっている方がいたら、是非ご一読をお勧めする。
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田中ユタカ『愛しのかな』(1)
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Posted: 木 - 10月 26, 2006 at 10:31 午後