田村由美『女神が落ちた日』


インパクトのある作品です。作者もメジャーなのに何で絶版になったんでしょうか…。

『BASARA』等で有名(但し小生も奥さんも持っていない)な田村先生の短編『女神が落ちた日』のレビューをお届けする。
初版は1995年で、個人的にも何度も読んだが、何度読んでも作者のメッセージが強烈に伝わってくる。日本政府が秘密裏に開発していた細菌兵器『女神』を空輸中のヘリが主人公モニカの祖父が経営する離島にあるサファリパークに墜落すると言う設定で、モニカと『女神』を追っていたジャーナリストが協力して、『女神』の隠ぺいを画策する政府に対抗すると言うストーリーなのだが、人間も自然の一部だと言う事を忘れてはならない、と言う強烈なメッセージが込められている。上手く表現する言葉が見つからないがともかく是非読んで欲しい。上記のメッセージ以外にも都合が悪くなると何でも隠ぺいしたり誤魔化したり嘘をつく国家の姿はどこかでみた事が有ると思うに違いない。
上手く説明出来なくて申し訳ないと思う。きちんと説明出来る言葉を見つけてからきちんと特集のレビューを組むつもりである。現在は廃刊になっているらしく、古本屋を当たるしかないが、一読の価値のある作品である。最近の読者に媚を売った作品とは一味も二味も違う読後感を味わえる事請け合いである。

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田村由美『女神が落ちた日』 小学館フラワーコミックス・スペシャル

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Posted: 月 - 6月 16, 2003 at 04:49 午後